ホームネットグループ
産休・時短取得者のクロストーク
Sato.T
ホームネット(株) 経営管理本部 経営管理部 人事総務課
Kohama.H
(株)エイプレイス システム開発事業部
Itagawa.M
ホームネット(株)居住支援サービス事業部 営業サポート課
Sato.T
私は人事総務課で、社員の労務管理などを担当しています。現在も時短勤務中で、毎日7時間、仕事していますね。そもそも私が入社した当時は、産休・育休などの制度はあったものの、取得者はゼロでした。そこで2015年、社内で「働き方見直しプロジェクト」を始めて、制度を見直し、子どもが小学校6年生になるまで利用可能な短時間勤務制度をはじめ、子育てに優しい制度をいくつか導入しました。現在は育休からの復帰率が100%になったのが嬉しいですね。
Kohama.H
私はシステム開発事業部に所属しており、社内のシステム、PCやモバイル端末などの管理運用といった業務を行っています。Satoさんと同じく、時短取得中で9時から17時までの7時間勤務。仕事復帰前は以前と同じように働けるのか不安な点も多かったですが、周囲の理解や協力を得て、今はのびのびと働けています。
Itagawa.M
私は居住支援サービス事業部営業サポート課で、主に緊急通報に対応するお仕事をしています。産休・育休を取得したのは2016年2月末で、仕事復帰は2017年4月。現在も時短勤務で9時〜17時で働いています。私は仕事も好きですし、産休取得や復職にも不安はなくて(笑)、職場復帰後も出産前とほとんど変わらず、お仕事できています。
Sato.T
やはり子どもが突発的に病気になることに備えて、今まで以上に優先順位を明確にしながら仕事を進めるようになりました。また、出産前は自分の担当業務をすすめていればいいという側面があったのですが、現在では他のメンバーでも何がどこまで進んでいるのか、情報共有の仕方が変わりましたね。
Kohama.H
よくわかります。私たちの部署でも、グループウェアにその日必ず実行しなければならないタスクを記入し、誰が何をどう進めているのか、情報共有や引き継ぎがスムーズにできるよう意識しています。
Itagawa.M
私も17時には退社しなければならないので、案件を1人で抱えずに上司や同僚に頼るようになりました。このことでより一層仲間意識が強まりましたね。
Sato.T
毎日、保育園にお迎えにいくと、子どもが今まで見たことのないような笑顔で近寄ってきてくれるんです。この瞬間は、子どもがすごく愛おしくて。子どもと離れている時間があるからこそ、余計に可愛さが増しています。
Kohama.H
わかる(笑)。育休中に家で子どもと2人で過ごしていると、たまにふと社会から切り離されているような気持ちになることがあって。もちろん子どもは可愛いし、一緒にいたいという気持ちはあるのですが、そう思ってしまう自分に悩んだりもしていました。仕事に復帰してからは子どもとの限られた時間を精一杯大切にしようと思うようになり、育休中よりも子育てが楽しくなったかな。
Itagawa.M
実は現在、夫が休職中なんです。夫から「仕事を休職したい」と言われて、その時に「いいよ、しっかり休んで」ということができたのも、私が仕事を続けていたから。人生の大変なときに、夫婦2人で支え合うことができたのは、すごく良かったと思います。
Sato.T
10時出社して19時退社などの、時間をずらしたスライド勤務、在宅ワークは導入したいと考えています。アイデアはたくさんあるので、人事としてたくさんの社員にヒアリングし、長く働いてもらえる会社にしていきたいですね。
Kohama.H
来客があるなど、どうしてもはずせない日もあるけれど、半日勤務など、より柔軟にできるといいですよね。当社も私が入社したころは、妊娠出産をきっかけに退職するのが当たり前でした。でも今は産休と育休をとって、復職するのが当たり前に。子育てと仕事を両立しつつ、さらにキャリアアップできる、そんな会社になっていったらいいですね。
Itagawa.M
時代にあわせて、会社もどんどん変わっていっています。また、社員がアイデアを出して、働きやすく変えていける社風だと思います。後輩が産休・育休するのも当たり前だし、むしろ「なんで育休をとらないの?」と変わっていくのではないでしょうか。しっかり仕事をして、自分の人生も充実させていく。そんな働き方ができる会社だと思っています。